TOP >> 足利銘仙:ハウディーズ
大正から昭和にかけての女性の普段着として、また、お洒落着として日本全国に普及した"平織 絹織物"です。経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の色を故意的にずらすことで、色の境界がぼけるような柔らかい見栄えとなり、これが当時の流行となりました。足利銘仙は常に高い生産量を誇り、昭和10年前後には全国一位となりました。今見ても古さを感じさせない斬新な"柄デザイン"、お手頃な価格、有名女優を起用したポスターや高島屋・三越などとの連携による宣伝力で、日本はもとより、世界に発信していました。
昭和初期に流行した足利銘仙の良さを知ってもらい、銘仙柄の商品を身につける文化を広めたいと、足利商工会議所が発行、ハウディーズ株式会社が制作した、足利銘仙の紹介と観光ガイドを組み合わせた冊子です。 |